生命保険を考える~死亡保障はいくら必要?~(1)

死亡保障の必要額は、各家庭によって
大きく違いが出ますが、考え方の基本は一緒だと
思います。


夫が亡くなっても妻がじゅうぶんな収入を得られるなら
保険はいらないかもしれません。
*2014年5月に加筆しています。


また、住宅ローンがある場合、団体信用生命保険があるので
契約者が亡くなった場合、ローンはゼロになります。
ただし、その場合でもマンションの場合は管理費や修繕積立金、
持ち家ならある程度の年数ごとにリフォームの必要性が
出てくるので、その費用を見積もる必要があります。


そして、残された家族の年間生活費がどのくらいかによっても
必要額は変わります。
そういう意味でも、家計簿を付けて自分たちがだいたいどのくらいの
お金で生活しているか把握することが必要だと思います。


子どもの教育費や車の買い替え費用などは
生活費と別で計算したほうが分かりやすいかもしれません。
(これをその他費用とします)


ライフプランを立てると将来の支出を予想しやすいです。
従って必要額は、
「住宅費+死ぬまでの生活費+その他費用+葬儀費用」から
「公的保障額+現在の貯蓄+会社からもらえるお金+妻の収入」
を引いた額になります。


子どもがいる場合、生活費と教育費のかかり方がぜんぜん違うので、
「子どもが22歳になるまで」と「それ以降」に
分けたほうが良いです。
*妻の死亡保障については次回まとめます。


あとは会社から死亡退職金が出るところもあるので
会社の就業規則を確認しておくと良いと思います。
企業年金がある会社だと、遺族がもらえる一時金や年金が
あると思うので、それも確認します。


【夫が会社員の場合に国からもらえるお金】
�18歳未満の子どもがいる場合
18歳未満の子どもがいる場合は、
遺族基礎年金がもらえます。


遺族基礎年金は、子どもを育てるお金という意味があるので、
子どもが18歳になるともらえなくなります。
金額は、
子供が1人の場合・・・1,020,000円 (年額)
子供が2人の場合・・・1,247,900円
子供が3人の場合・・・1,323,800円
さらに、遺族厚生年金がもらえます。


これは年齢やお給料、勤めた期間によっても
変わってくるのですが、
ボーナスも含め、月の平均給与が30万くらいだと、
だいたい年40万円~50万円くらいです。
(計算式は平均給料×乗率/1,000×加入期間の月数×3/4)


これは一生もらえます。
(再婚したらもらえません)


子どもが18歳以上になったら、遺族基礎年金は
なくなり、代わりに妻が65歳まで中高齢寡婦加算というものが
もらえます。
こちらは年額594,200円です。


中高齢寡婦加算と言うのは、妻の年齢が40歳から65歳までの間、
つまり老齢基礎年金をもらうまでの間のつなぎとして
もらえるものです。


妻が65歳になったら、中高齢寡婦加算はなくなり、
もらえるのは老齢基礎年金+遺族厚生年金になります。
老齢基礎年金は満額で792,100円です。


65歳になり、妻に自分の厚生年金がある場合は、
「遺族厚生年金の年金額」と「遺族厚生年金の3分の2相当額と
老齢厚生年金の2分の1相当額を合計した額」のどちらか1つを
選ぶことになります。
そのどちらか一つと、老齢基礎年金を併せた額がもらえる年金額に
なります。


子どもがいない場合
この場合は、遺族基礎年金はありません。
また、30歳未満の場合は、遺族厚生年金は
5年間で打ち切りとなります。


30歳以上40歳未満の場合は、
遺族厚生年金のみもらえます。
40歳~65歳未満の場合は、
遺族厚生年金と中高齢寡婦加算を
もらえます。
(年額594,200円)


我が家の場合、子どもはいないので、
今夫にもしものことがあった場合、
遺族厚生年金しかもらえません。
年額40万あるかないか、という額だと
思います。


あと60年生きるとして計算してみます。
必要額は、
「住宅費+死ぬまでの生活費+その他費用+葬儀費用」から
「公的保障額+現在の貯蓄+妻の収入」


なので、
住宅費
家賃は5万円のところに引っ越すとして、
月5万×60年=3600万
生活費は月10万と見積もって
月10万×60年=7200万


その他費用は車も持っていないし
子どももいないので、年間10万と見積もって
年10万×60年で600万。
葬儀費用は200万くらい。


合計1億1600万。


「公的保障額+現在の貯蓄+妻の収入」は
遺族厚生年金が、年額40万×60年で
2400万。


老齢基礎年金が65歳からもらえるので、
年額約76万×28年で約2100万。
現在の貯蓄が、、最近通帳を見てないので
はっきり分からないけど900万くらい。
私の収入が、年間100万×28年で
約2800万。


合計8200万


差し引き3400万の死亡保障が必要と
なります。
※でも、私の収入が手取りで年221万円(月18万)あれば、
夫の生命保険は必要ありません!
さらに、65歳まで働けるなら、手取り年収で
194万円あれば保険は必要なくなります。


保険を考えるときは、ある程度自分で調べて、
イメージを作ったあと保険のビュッフェ
のようなところでアドバイスをもらって
検討したらよいのではないかと思います。


自分の知識に自信がなかったり、
調べるのが面倒な人は、
有料の保険相談が良いと思います。


無料の保険相談では商品を
勧められますが、それが良いか悪いか
自分で判断できなかったら取り返しがつかないからです。
保険は、料金の比較だけでわからない
こともあるので、保険相談というのは
有益な情報源になり得ます。


タイトルを(1)と付けているので、
次は、夫が自営業の場合の死亡保障と、
妻の死亡保障についてまとめようと思います。

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コメント

  1. piitaroh より:

    さわらさんはじめまして。いつもすてきなブログありがとうございます。
    おそらく私はさわらさんと同じ歳位で私も夫と二人暮しで一日数時間のパートをしています。さわらさんはとてもしっかりしていて同年代でもこんなに違うのかといつもびっくりしています。
    私は結婚して1年半くらいですがとくにお金に関して無知なことが多くて家計もなかなか任せてもらえない状態です。お金の知識ってあるのとないのとでは全然違いますよね。うちは生命保険等はいってないのでこの機会に話し合ってみようと思います。
    ところでさわらさんは扶養の範囲内で働いていらっしゃいますか??私は昨年扶養からぬけないといけないのに手続きをしてなくてさかのぼって健康保険、国民年金を支払うはめになりました。あとからでは付加年金等支払えず、しまったなという感じでした。
    お金に関してって大事なことなのに話しにくいですよね。さわらさんのブログ本当に助かります。これからも応援してます。

  2. さわら より:

    初めまして、こんにちは!
    褒めてくださってありがとうございます^^
    しっかりしているなんて普段の生活では
    言われたことないですよ~
    結構ぼーっとしているのでよく笑われます。
    私は学生時代に専門ではありませんが、社会保障について
    勉強していたので、使える制度などは普通の人よりは
    詳しいのかもしれません。
    投資はぜんぜんなので、少しずつ本を読む
    くらいですが・・・
    健康保険とか年金とかってややこしいですよね。
    私は微妙に扶養内に収まらないので今は外れています。
    お金のことって実際の生活ではあまり話さないですよね。
    特に社会保障制度は知らない人は損する仕組みになっているので、
    知っていれば困ることはないのに知らなくて苦しんでいる人が
    たくさんいるのではないかと思います。
    こちらこそこれからもよろしくお願いします。

  3. ヤマダ より:

    さわらさん
    はじめまして、ヤマダと申します。
    ブログ村からやってきた!!
    参考になるサイトを見て回っていたところ、ヒットしたのが、
    さわらさんのブログでした(^^)
    本当にスゴイと思いました(゜゜)
    とっても勉強になります!!
    いくつか記事を拝見しましたが、ここまで詳細に家計をやりくりしている方はいないと思います!!
    また遊びに、いや勉強しに来ます(笑)
    応援ポチっ☆

  4. ヤマダさんへ byさわら より:

    ヤマダさん、こんばんは~ はじめまして^^
    参考になっているでしょうか??
    書きたいことはたくさんあるんですけど、
    文章にしようと思うと難しくて・・・
    勉強なんてとんでもないですが、気軽に遊びに
    来てもらえると嬉しいです!