10か月以上もブログを放置してしまいました。
夫婦二人とも失業するという記事を残していたこともあって、ご心配をおかけしてしまい、申し訳ありません。
今年一年で環境が大きく変わりました。
大きく変わった理由は、夫が起業したこと。
引っ越しをして、仕事ができる環境を整えました。
転職するのか、しばらく休むのか、個人事業主になるのか分からなかったのですが、結局休む暇なく会社を立ち上げることになり、忙しい毎日です。
私の方は、フルタイムで働き始めたものの、拘束時間に対してお給料が安いことや、引っ越しをしたこと、夫の仕事を手伝うようになったことから、結局退職することになりました。
法人を立ち上げて変わったお金への意識
以前から時々、雇用される側から経営者になれば、時間もお金ももっと自由に使える、という話を夫婦でしていました。
そう思うようになったのは、「金持ち父さん」シリーズの本がきっかけ。
初めて「金持ち父さん」の本を読んだとき、「経営者になることなんてできない」と思いました。
でも、雇用される側は損だと思い知り、いつか何かを立ち上げたいと漠然と思っていました。
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収入に対する考え方をはっきりと変えてくれた本です。
そして、もう一冊、サラリーマンより経営者になる方が良い、と思わせてくれた本が、橘玲さんの「黄金の羽の拾い方」。
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経営者になれば、賃貸で借りたマンションを社宅にすることができるし、車も仕事に使うであれば経費になるし、その他生活費の一部を経費化することができます。
法人を立ち上げると、お給料の額は自分で決めることになるんですが、生活費の一部を経費にすることができるので、お給料が少なくても使えるお金は実質増えます。
例えば、出張手当て。
これには税金がかかりません。
100キロ以上の距離を移動する場合、日帰りなら5,000円の出張手当を出すことにして、月10回出張があれば5万円です。
前の会社では出張手当がありませんでした。
また、夫が代表で妻が役員になれば、所得を分散できるので、かかる税金も減ります。
社長の給与30万、とするより、社長のお給料を22万、役員(妻)の給料を8万(年103万以内)、にしたほうが税金もかからないし、妻は扶養に入れるので得です。
私が夫の仕事を手伝うことで、夫はより仕事を増やすことができ、私も外で働くより拘束時間は短いまま、二人の収入合算は増えることになります。
フルタイムで働いていた期間、時に終電で帰るようなこともあったし、家でも仕事の準備に追われていました。
もらえるお給料と、フルタイムで働くことによって増えた支出を計算すると「見合ってない」と思いました。
「黄金の羽の拾い方」では具体的に法人を立ち上げるとどう得なのかが書いてあって、とても参考になったし、拘束時間を減らして収入を増やしたいと改めて思ったものでした。
夫が会社を立ち上げる際、私が引き受ける仕事も含めて事業計画を立てました。
2人でやれば、今までよりお金に余裕ができる予定です。
でも、額面のお給料は今までよりも減ります。
そして、繁忙期以外は時間に余裕ができると思うので、ブログも更新したいと思っています。
メッセージを下さった方、ありがとうございました。